新しい先生は強弱について特に信念を持っておられるようで、全て勉強になっています。
楽譜にクレッシェンド(だんだん強く)やデクレッシェンド(だんだん弱く)がない部分でも、音階が上がっていくときにはクレッシェンド、音階が下がっていくときにはデクレッシェンドで弾くように指導されていますが、目から鱗でした。
これを実践するとすごく抑揚がついて音楽が変わりました。
先生に聞いてみました。
齋藤「この考えはどこで学びました? 小さい頃教わりました?」
先生「いえ、小中の先生にはあまりこういうことは教えてもらっていません。」
齋藤「ですよね。私も初めて聞きました。」
先生「音大受験のときのピアノの先生から色々学びました。」
でもよく考えてみると、多分私が昔習っていた頃は、抑揚以前の問題だったかかなあと思います。録音手段がなかったため自分の演奏を聴き返すことができず、先生からは「暴力的な弾き方はやめなさい」と結構言われてました(笑)
今はピアノに録音機能がついているので、苦手なパートはよく録音しながら練習しています。
なので多分暴力的な弾き方は治っていると思います(笑)
それにしてもレッスン中はすごく充実した時間を過ごせています。
自分のピアノで弾けるのでそんなに緊張しませんし、優しくて丁寧に教えてくれる先生なので、私の短気が炸裂することなく全くイライラしないのも素晴らしいです(笑)
褒めてもらうのも嬉しいですね。
現在齋藤塾は完全オンラインなので、ピアノのオンラインレッスンを受けることで塾生達の気持ちを少しは感じることができてるかなあとも思っています。
私は点数の良い子しか褒めませんが、小さな努力を見つけて褒めてあげるのも大切かなあと感じました。
ただね、柔整や鍼灸の国試は赤子レベルの超簡単な試験です。落ちるのはサボった人間だけです。この時期からでも起きてる間中ずっと勉強すれば必ず通ります。
アメとムチの使い分け、なかなか難しいです。