約30年前、私が一番最初に買った車の話をしたいと思います。
社会に出て1年半くらい経った19歳の頃に買った車で、トヨタのレビンスーパーチャージャーです。

画像を見つけたとき、すごく懐かしく感じました。

当時のセダンは2ドアが主流で、4ドアはオッサンが乗る車と敬遠されていた時代。
1.6リッターのエンジンですが、パワフルで楽しい車でした。
ただね、車に乗り始めたばかりで恐いもの知らずだったので、国道を150キロで走ったりめちゃくちゃしていました(汗)
なのですぐにお別れの日が来ました。。。
購入して半年後くらいの雨の日でした。門真から大阪へ帰る国道163号線のカーブを過ぎたすぐの信号で、無理矢理右折してきた車を強引に避けて急ブレーキを踏んだ結果、車は1回転半して大きな街路樹と電話ボックスにぶつかり、車は大破、街路樹はなぎ倒されて、電話ボックスはガラスのボックスがきれいになくなり、電話だけになっていました(大汗)
交番の真ん前で事故をしたので、事故処理はスムーズでした(笑)
当時は親父がめちゃくちゃ怖い時代だったので、おまわりさんに頼んで親父に事故の報告をしてもらったのを覚えています。
この事故の絶望感は凄かったです。
大袈裟ですが、死を考えたくらいです。
なんせ、毎月3万5千円のローンと年2回15万円ずつのボーナス払いが2年半もありましたから。車両保険にも入っていませんでした。車はもちろん廃車です。
今ならタダに近いように感じるローンの額ですが、当時の私からしたら既にない車に対して致死的な支払いでした。
これに反省し、約10年間、新車購入を自粛しました。
私の中で苦い思い出です。。。
次に新車購入したのは約10年後の軽自動車でした。これは柔整の世界に入るためのお金を貯めるため、デリ〇ルのドライバーの仕事をしようと購入したものです。
このときおそらく29歳くらい。色々とドン底の時代でしたが、貧乏から抜け出したい一心で行動し始めた頃でした。
「年収1000万円ってどんな暮らしなんやろか?」
としょっちゅう考え、憧れて夢見ていましたが、6年後、起業した初年度にあっさり達成してしまいました(汗)
私が塾や専門学校さんで厳しく指導しているのはこれがあるからです。
国試に合格するなんて通過点でしかありません。
現役の教え子達の多くはお金で苦労をしています。でも死ぬ気で頑張れば結構簡単に人生が変わることを私は知っているので、それを伝えたいのです。
あれ?
レビンの話だけをするつもりが最後はかなり話がそれてしまいました。。。
でもね、教え子達全員が幸せになって欲しいというのは、起業以来常に持ち続けている思いです。
あっ、そういえば今年の塾生さんの中に年商10億円のイケイケ社長からお預かりしている子がいますが、このイケイケ社長は15年前の教え子で、めちゃくちゃ貧乏な子でした。
貧乏だった教え子が、成功してビジネスで恩返ししてくれたのです。
こんなに嬉しいことはありません。