ケンタッキーフライドチキン。

これを食べる前に、久しぶりに体重測りました。
68kgでした。。。
リバウンドのピンチです。。。
でも昼と夜で10個食べ切りました。。。
来週は友人達と伊勢に旅行に行くのですが(笑)、そろそろ本腰を入れて絞りたいと思います。
話は変わりますが、先日、仕事をしながらこれを見ました。

主人公(トヨエツさん)は、全く耳が聴こえないのですが、絵を描く能力には長けている設定です。
視覚や聴覚に障害のある人は、健常者にはない特別な感覚を持っていることが多いです。
でも私の尊敬するベートーヴェンは違います。
ベートーヴェンは20代後半から難聴になり、30代に入ると完全に聴覚を失っていました。でもベートーヴェンのほとんどの名曲は、聴覚を失ってからの10年間で作られています。
後天性の聴覚障害なので、健常者にはない他の感覚に長けているということはありません。
では音の聴こえないベートーヴェンはどうやって作曲ができたのか?
どうやってピアノを弾いたのか?
それは骨伝導です。
音を聴く方法には2つあります。
まず1つめは空気の振動(音波)を鼓膜、耳小骨、内耳へと伝える方法です。
そしてもう1つは、体内の骨の振動を直接内耳へ伝える方法です。これが骨伝導です。
録音した自分の声を聴いて「あれ? 自分の声じゃない?」と感じたことがあると思いますが、これは骨伝導の音を感じていないからです。
ベートーヴェンは、木の棒を口でくわえて棒の先を鍵盤の上に当て、骨伝導だけでピアノの音を聴き取っていたのです。

ですから知恵と努力で聴覚障害を乗り越えたのです。
現在骨伝導を利用した商品はイヤホン等色々ありますが、骨伝導を発見したのはベートーヴェンといわれています。
それにしても偉人達の歴史を調べるのは楽しいです。
色々調べてみると、モーツァルトはギャンブル狂い、ベートーヴェンはアルコール中毒、偉人達も「普通の人」の側面を持っていることに親しみを感じます。