今日は11時に四ツ橋のヤマハさんで、三木楽器のOさんと待ち合わせでした。

お腹がすいていたので、着いたらすぐに3人で心斎橋へランチに行きました。
11時から開いているお店はほとんどなく、Oさんがネットで探してくれたお店に入ることに。

ライブのステージもあっていい感じのお店でした。

注文したのはハンバーグのランチ。

なかなかおいしかったです。

さて、食事を終えていよいよ電子ピアノの試弾です。

電子ピアノに期待はしていませんでしたが、音もタッチも「うーん。。。」と思ってしまうレベルでした(汗)
私が電子ピアノを弾き始めた瞬間、未希がビックリした顔で目を合わせてきました。
そのときの未希の気持ちを読み取ると、
未希「えっ!? これおもちゃみたいな音やん! うちでもわかるで! ホントに買う気!?」
みたいな感じでしたが、電子ピアノを買う目的は深夜の譜読み(初めて弾く曲の楽譜を見て、正確なリズムでひと通り流して弾けるようにする作業)のためなので、全く問題はありません。
てなわけでこの電子ピアノの茶色を購入しました。

納品は来週火曜日です。
Oさんありがとうございました!
これで夜にも練習できるようになるのでひと安心です。
不思議な体験はここからです。
我が家のグランドピアノはC3X espressivo(以下エスプレ)という400万円くらいのピアノです。
電子ピアノのフロアにエスプレが展示してあったので暇つぶしに弾いてみると、タッチは軽すぎるし鳴らない(=響かない)し、我が家のエスプレと同じピアノとは到底思えない感じで驚きました(大汗)
するとOさんがやってきて、3階のグランドピアノのフロアで遊んでいきませんかと誘ってくれました。

3階でもエスプレを弾きましたが、さっきと同じ感覚でした(大汗)
他にも色々弾かせてもらいましたが、我が家のピアノに勝つピアノはなく、ついに2000万円のコンサートグランドを試弾させてもらうことに(大汗)
ですがやはり我が家のピアノの方が全てにおいて上に感じてしまいました。。。
でもさすがに同じヤマハさんのピアノで400万円が2000万円に勝つなんてありえません。なのでOさんに聞いてみると、
Oさん「多分ね、磯部さん(調律師)の力ですよ。」
この瞬間、全てが腑に落ちたような気がしました。
今日はたまたま1ヶ月ぶりの調律の日でした。
家に帰って昼寝をしていると、磯部さんが来てくれたので今日あったことを全て話しました。

すると、
磯部さん「新品のピアノはハンマーが弦に対してクリーンヒットを打ってないからですよ。ファールかポテンヒットの状態です。でも齋藤さんのピアノは88鍵全てがクリーンヒットするように私が調整しているので、新品のピアノよりもはるかに鳴りますし(響きますし)、タッチも感触がいいと思います」
グランドピアノは、低音域の一部を除いては、1つの鍵盤に対して3本の弦が張られていて、ハンマーがその3本の弦を叩くことで弦が振動して音が鳴ります。
ハンマーが弦に接地する面積は小さいほど良く、接地する時間も短いほど良く、この状態がクリーンヒットを打った状態です。ハンマーの先端が摩耗して平らになってしまうと、弦に接地する面積が大きくなって弦の振動を減衰させ、鳴らなくなります。ファールやポテンヒットの状態では、ハンマーが斜めから弦を叩いたりしてるのでこれまた鳴りません。
クリーンヒットを打った状態を作る作業は
「整音」
と呼ばれますが、普通の料金で整音までしてくれる調律師さんはまずいません。
並の調律師さんの仕事は音程(周波数)を整えて終わりです。調律全体として1時間程度で終わる調律師さんが多い中、磯部さんの今日の作業時間は約3時間。そして料金はグランドピアノとしては破格の12500円。
なので磯部さんのスケジュールは年中埋まっています(汗)
あっ、ただ破格の料金は、調律頻度が異常に高い私に対する特別料金です(笑)
私ね、何かを買うときに買う物に対しての喜び的な話はよくしますが、買った後に喜び的な話はしないでしょ?
買うまでが一番楽しいんであって、手に入ってしまったら
「よし、次何買おか。」
という思考になってしまうからなんです(汗)
エスプレを買ったときもOさんに
「5年後はスタインウェイかファツィオリ買うから」
と失礼なことを言ってしまいました(汗)
でも私にとって我が家のエスプレは、磯部さんの手によって最高のピアノになりつつあるので、買い替えは全く考えていませんし、こんなに毎日毎日喜びを感じれる物に出会ったことがなかったので、ホントに買って良かったと心底思っています。
三木楽器さん、Oさん、そして磯部さんとの出会いに感謝でいっぱいです。