門田博光さん

皆さんご存知でしょうか?

プロ野球のホームランランキングの歴代3位の選手です。

  • 1位 王貞治さん(巨人)868本
  • 2位 野村克也さん(南海)657本
  • 3位 門田博光さん(南海)567本

私がプロ野球界で尊敬している選手は野村克也さんと門田博光さんです。

野村克也さんのことは昔から好きで、私が幼稚園児だった頃、南海の背番号19(野村克也さん)のユニフォームのパジャマを着ていたくらいです(笑)

最近、門田博光さんに興味が出てきて色々調べました。

門田博光さんはこんな人です。

身長170cmでズングリムックリの体型で、アスリートには見えません。

バッターボックスに立つとかっこいいんですけどね。

身長170cmというと阪神の中野よりも小さいので、ホームランは普通打てないというか狙わない体型です。

実際、高校3年間のホームラン数はゼロです。

門田さんが真剣にホームランを狙い出したのは30歳を越えてからです。

普通は、

「ヒットの延長がホームラン」

ですが、門田さんの場合は

「ホームランの打ち損ないがヒット」

という考え方だったらしく、30歳を過ぎてからは全打席ホームランを狙っていたようです。12打席に1回ホームランを打てば40本になるという計算から、厳しいコースにきた球には見向きもせず、たまにくる失投を絶対に仕留めるというスタイルだったようです。

小柄な門田さんはホームラン王になるために、試合では1kgのバット(普通は900g以下)、ティーバッティングは1kgのボール、フリーバッティングは打撃投手にだいぶ前から全力で投げてもらい、試合後は深夜まで素振りをしていたそうです。

そして40歳のときに44本のホームランを打ち、本塁打と打点の二冠王に輝いています。それまでの40歳でのホームラン記録は王さんの30本だったので、門田さんのこの記録がいかにすごいかがわかります。この時点では歴代ホームランランキングの8位でしたが、44歳までの4年間でさらに89本打ち、歴代3位にまで昇り詰めました。めちゃくちゃすごいです。

私が一番ドキッとしたのは、YouTube動画で門田さんが、

「今の若い子はすぐに結果を出したがる。自分ですぐに決着をつけたらあかん、判断してはあかん。ただひたすら頑張り続ける。そしたらいつか結果はついてくる」

めちゃくちゃ共感できました。晩成型の門田さんが言うとめちゃくちゃ説得力がありました。

それと門田さんが歴代3位のホームラン打者になれたのは「継続」があったからです。

継続するのはホントに難しいことです。

塾生達にも是非実践して欲しいです。

でね、これに関連してもう一つ話したいことがあるんです。

小学校、中学校と同級生だったA君の話です。

A君は頭脳明晰だったので高校は進学校に行ったのですが、若気の至りで駆け落ちしてしまって高校を中退してしまい、全てを失いました。

その後、20歳くらいのときに、私のラグビーチームに誘ったのがきっかけで再会したのですが、そのときには料理人の見習いをしていると話していました。

あれから30年が経過し、先日ふと思い出したのでネットで名前を検索してみると、なんと超一流ホテルのこれまた超有名レストランの料理長になっていました!

A君と門田さんが重なり、鳥肌が立ちました!

早速A君のお店に予約の電話をすると、前日付けで広島に転勤になったとのことでしたが(汗)、電話に出たスタッフさんに事情を話すと、間に入って取り次いでくれました。

A君の大出世人生、今年一番の興奮でした!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中